お見合いのマナー これだけは押さえよう:お見合いと結婚情報 パーティー情報から身上書の書き方まで

写真, 履歴書, 家族書, 身上書を揃えて, お見合いの準備

お見合いをすることになりました.
何を準備したらいいのでしょうか?

準備するものというと, 写真, 履歴書, 家族書, 身上書です.
この4つの資料は相手に自分を知ってもらう大切な資料ですので, 内容をしっかり確認しておきましょう.
字がヘタだから, 字を書くのが苦手だからといって他の人に書いてもらうのは絶対にやめてください.
上手に書けなくても一文字一文字丁寧に書いたものは心がこもっているので相手にもよく伝わるでしょう.

写真は男性だったらスーツ, 女性だったら清楚なワンピースか振袖で写っているものにしましょう.
一般的なお見合い写真というものですね.
お見合い写真とは別に2~3枚, スナップ写真を入れてもいいかもしれません.
普段の姿を知りたいと思う方も多いでしょうし, 日常の写真だと表情も柔らかいのでいいですよね.
しかしスナップ写真はひとりで写っているものか, 家族と写ったものにしましょう.
友達と写ったものだと, もしかしたら相手が友達の方を気に入ってしまうことがあるかもしれないからです.
それと, どの写真もなるべく新しいものを準備してください.
写真の裏に撮影年月日などを書いておくといいでしょう.

これらの4つの資料はすべて, 自分のことを知ってもらう大切な資料です.
今まで会ったこともない相手なのですから, 自分も相手のことをたくさん知りたいですよね.
それに相手だけじゃなく相手のご家族にも見られる資料です.
内容を十分に確認してから封筒に入れましょう

お見合いの断り方は? 反省点から学ぶこと

お見合いについて調べていると, お見合いをしたことがある方の体験談の中には反省点というのも多く見られます.

「お見合いを受けてはみたものの, それほど結婚したいわけでもなかった」という方がよくおられました.
相手の方は本気で結婚を考えているのですから, 「1回会ってみるか」くらいの気持ちでは相手に失礼です.
紹介者の方には日頃からお世話になっているからという理由でも, 自分が結婚をそれほど意識していないのならお断りしましょう.
お見合いというのは当人同士だけの問題ではなく親と紹介者の関係もあるかもしれないので, お断りする場合には必ず丁寧にしましょう.

お見合いをすることに決まったら, 相手や相手のご両親が自分のどんなところを見ているかわからないのでマナーについてはしっかりと勉強しておきましょう.
ある程度, 最低限のマナーやルール, 一般的なお見合いの流れなどは頭に入れておいた方がいいです.
緊張するものだと思うので, 何も知らないと余計にパニックになってしまうかもしれないので.

お見合いをしてみて相手とは合わないと感じた場合, もう一度会うことはないでしょう.
「1回会っただけでお断りするのは失礼かもしれない」と思う方もいるでしょうが, 答えを先延ばしにする方が失礼にあたります.
先延ばしにすることが優しいと思うかもしれませんが, 結婚を真剣に考えている相手にとっては逆に傷つけてしまうだけです.
自分の中で結論が出ている場合には, すぐに伝えましょう.

結論までのタイムリミットは? お見合い後の交際

お見合いがうまくいってお付き合いすることになった場合, どのようなことに気をつけたらうまくいくのでしょうか.
お見合い後の交際について書きたいと思います.

お付き合いしたいと思ったらまず紹介者に自分の意思を伝えましょう.
紹介者を通じて相手の思いを知り, 同じ気持ちならばお付き合いが始まります.

基本的には普通の交際と同じようにデートすればいいのですが, お見合いの場合はなるべく早めにお互いの両親に会うのがいいでしょう.
手土産には菓子折りなど, 形に残らないものを選ぶといいと思います.
デートの費用は割り勘が望ましいようです.
お互いの出費が大体同じくらいになるようにします.

紹介者が, これからは二人で連絡を取って会うように言うまでは, 紹介者を通じてデートの約束をしてください.
また, 交際の経過を紹介者に時々報告するようにしましょう.

お見合いの場合は普通の交際とは違い, 結婚を前提とした交際なので3ヶ月ほど経った時点で結婚するのかしないのか, 結論を出さなくてはいけません.
だらだらと付き合うのは相手にとって失礼にあたります.
せめて6ヶ月以内には結論を出しましょう.

結婚が決まったら, あとは通常の交際と同じです.
お互いの両親に結婚の意思を伝えてきちんとあいさつをします.
お互いの両親と本人たちで食事をするなどの場を設けるのもいいですね.
紹介者にも結婚の報告を忘れないようにしましょう.
お礼の言葉もしっかりと伝えましょう.

服装, 言葉遣いが重要! お見合いの注意点

お見合いでは注意しなければいけないことがたくさんあります.

まずは服装です.
あらたまった格好でというのはもちろんですが, 例えば女性が振袖を着ているのに男性はラフな服装といった感じでは困ります.
男性はシワのないスーツにワイシャツでいいでしょう.
清潔感のある髪型で臨みましょう.
女性はアクセサリーなどで飾り立てないほうがいいようです.
化粧も控え目のほうが, 上品なイメージをあたえるみたいですよ.

双方の服装にあまり差が出ないようにあらかじめ世話人に聞いてみるのがいいでしょう.
やっぱり相手にいい印象を与えたいですもんね.

次にお見合い中の注意点です.
友達と話すのではないのですから, 言葉遣いには十分気をつけましょう.
馴れ馴れしいのは禁物です.
自分の話を長々と話すのもいい印象は与えないでしょう.
相手の話にも耳を傾け, 五分五分くらいの会話をしてください.
相手の話を聞き出そうと身の上調査のようになってもいけません.
うまくいけばこれからも会えるのですから, 相手のことをもっと知りたいと思ったらゆっくり時間をかけて知っていきましょう.
過去の恋愛やお見合いの体験談などの話はもちろんタブーです.
相手はそんなこと聞きたくないかもしれません.
最後にタバコについてですが, 最近は喫煙者が少なくなってきているようです.
相手がタバコを嫌っている場合も多いと思いますので, お見合いの席では吸わないようにしましょう.
どうしても吸いたいときは, 二人きりになったときに相手に了承を得てから吸うようにしましょう.

上司や恩師ならベター〜お見合い仲介人の選び方〜

お見合いの仲介人にはどのような人を選んだらいいのでしょうか?
今回はお見合いの仲介人についてお話したいと思います.

まず仲介人を人に頼む場合, 家族でよく話し合う必要があります.
たとえば, 「家族は本人たちの結婚をよく思っているか」「自分の結婚観と相手の結婚観にそれほど差はないか」「結婚後の生活について, 相手が同居を望んでいる場合それに応えられるか」などです.
それから仲介人が具体的なイメージを作れるよう, 家族で意見を合わせておきましょう.

仲介人として適任なのは会社の上司や恩師です.
しかし注意しなければいけないことがあります.
もしもお見合い相手と合わないと感じた場合, 断りづらくはないかということです.
断ったからと言って後々自分の仕事に影響が出てしまっても困ります.
いろいろな場合を考えてから, お願いしましょう.

親しい友達に頼むのもいいでしょう.
仲の良い友達の友達なら気兼ねなくお見合いすることができますよね.
しかし仲介人を頼んだ友達が, 相手のことも自分のこともよく知っていないと意味がありません.
お互いの理想のタイプを知っているというのもいいところですからね.
さらに既婚者だと, 結婚に関しても先輩なのでアドバイスをしてくれたりわからないことを気軽に聞けたり, とてもいいと思います.

逆に自分が仲介人を頼まれた場合ですが, 相手に信頼されているということですからなるべく受けましょう.
しかし相手のことをよく知らない場合, 相手や家族と会食などして情報を収集しておき紹介しやすいようにしておきましょう.

お見合いで世話人を頼まれたときに気をつけること

お見合いの世話人を頼まれたら, まずはどんなことから始めたらいいのでしょうか?

お見合いは本人たちにとっては人生に係わる大きな行事です.
世話人を頼まれたからといって簡単に引き受けてはいけません.
自分の子供が年頃になると, 本人の意志ではなく親が勝手にお見合い話を持ってくることがよくあります.
本人はまったく結婚する気がなかったり, 親が知らないだけでちゃんとお付き合いしている相手がいる場合もあります.
それでは本人からしたら気分が悪い話ですよね.
ですからまずは本人たちに直接会って, 本当に結婚の意思があるのかどうか, またはどんな結婚生活を送りたいと考えているのかなど事前に聞いておく必要があります.
返事はそれからするようにしましょう.

本人たちの結婚の意思を確認したら, 希望の条件をできるだけ詳しく聞きましょう.
「いい方ならどんな方でも・・」など, 曖昧だと後々トラブルの元になるかもしれません.
男性なら収入についても聞いておかなければいけませんね.
女性なら相手がどのくらいの収入なのか気になりますもんね.
共働きがいいのか専業主婦がいいのかも聞いておきましょう.
夫婦でどのくらいの収入でどのような生活をしていきたいと思っているのかは大切です.
結婚したら同居するのかしないのかもとても重要です.
必ず聞いておきましょう.
生涯を共に過ごしていくにあたって, お互いの健康状態を知ることも大切です.
健康診断の結果を取り交わすことを勧めるのもいいかもしれませんね.

釣書・費用はどうするの? お見合いの疑問点を解消

お見合いについてみなさんが疑問に思っていることを調べてみました.

まずは釣書について.
釣書とは, お見合いをするために必要な写真や身上書, 履歴書などの資料のことです.
昔から使っている言葉みたいなのですが, 結婚相手としてふさわしいか, 相手とつり合いがとれているかなどを決めるためのものという意味らしいです.

次にお見合いの費用についてですが, お食事をした場合にかかった費用は仲人の責任です.
当日もたもたしてしまわないように, 男性側が仲人さんと打ち合わせしておくのがいいでしょう.

紹介者へのお礼についてですが, お見合いがうまくいった場合は結婚が決まった時点でお礼をします.
紹介者に結婚式の媒酌人までお願いする場合には, 結婚式が終わってからすべてのお礼を兼ねて現金を送ります.
うまくいかなかった場合にはそれぞれがお礼をしましょう.
相手の立場や自分との関係などをよく考えて, 現金やギフト券, 同様の額の品物などを送りましょう.

再婚の場合ですが, 自分にとって不利な内容でも世話人にはなるべく包み隠さず話しましょう.
子供がいるかどうか, 前回はいつ結婚していつ離婚したか, 離婚の原因なども伝えておかなければなりません.
相手が何も知らなくてうまくいったとしたら, 相手にとってとても失礼にあたりますからね.

連絡先の交換はお見合い当日に行ってはいけません.
その日のうちに意気投合して電話番号など交換してしまうのは失敗のもとです.
世話人に「あとは二人で」と言われるまでは世話人を通じて約束などしましょう.

美容室お見合いがブーム? 変わったお見合いの場所

お見合い場所というと, 一昔前だと獅子おどしがある庭付きの料亭でというイメージが強いのでしょうか.
今はホテルのロビーやレストランといった場所が多いようです.
しかし最近はとても変わったお見合い場所があるそうです.
それは美容室です.
福井県の少子化対策で5月末から始まったそうなのですが, 問い合わせが殺到したようです.
県が県内の美容室・理容室と手を組み実施しているサービスで, パンフレットが店頭に置かれているのです.
美容室は多くの女性が集まる場所ですし, 女性のことについては詳しいと思い手を組むことを決めたそうです.
理容室はその逆で男性が集まる場所ですから, うまくいけば少子化対策に一歩近づけるのではないでしょうか.

中国ではちょっと変わった方法でお見合い相手を探すのが流行しているようです.
日本のような昔ながらのお見合いでもなく, インターネットで探すわけでもなく, 結婚相談所に登録するわけでもありません.
結婚を望んでいる方の両親が, 自分の子供のプロフィールを書いたプラカードを下げて公園に行くのです.
本人ではなくて両親がですよ.
びっくりしましたが, なるほどなあと思いました.
中国ではこのようなことをする公園が決まっていて, 「屋外結婚相談所」のように呼ばれているようです.
今現在は4つあります.
中国って, 朝方公園で太極拳をやっているイメージがありませんか?
元はといえば, 太極拳の練習をする中年の男女の間で広まったお見合いの方法だそうですよ.